生産管理システム(MICS)カスタマイズの実施

効率的な業務遂行のため毎年少しずつシステムの改善を行っており、本年も生産管理システム(MICS)の改良を行いました。

生産現場では製品・生産ロット識別管理のため、製品回収用のコンテナに現品ラベルを添付しています。以前は作業者が生産計画を確認し製品毎の手書きメモを見ながら、ラベルとコンテナの準備をしてきました。しかし多くの取り扱い製品の中から目的のメモを探す手間や、一部ではロット番号をラベルに直接手書きして作成するなど作業効率の悪さが課題になっていました。
そこで生産管理システムの生産計画一覧から対象の製品を選択クリックすることで簡単にラベルの発行ができるよう改善しました。メモを探す手間や手書きの対応がなくなり作業効率が改善されたほか、識別管理強化として製品にカラーコードを付与し誤認防止の機能も加えました。さらに生産に必要なコンテナの種類や数が一覧で確認できるなど作業の標準化にもつながりました。

生産現場で培ってきたノウハウをデジタル化により共有・標準化することで、生産性や品質向上に活かすことが重要です。現場の声を大事にし、効率よく生産活動ができるようこれからもシステム改善を進めていきます。